第11回サイエンスカフェ開催します

By terada, 2015年11月24日


【今回のテーマ】
「しんぽとは? 〜人類の歩みと科学技術の発展〜」

筑波大学の哲学・思想専攻の方々が、つくば近郊で定期的に開催しているソクラテス・サンバ・カフェ。

http://tetsugaku-cafe.com/

身近なテーマについて哲学者を交えて話し合うイベント=「哲学カフェ」は、コーヒーやお茶などを飲みながら、ふだん考えているあらゆるテーマについて議論し、考えをシェアしていく「街角のカフェ」。実は、ソラオトのスタッフも10月頭に開催されたカフェに参加させて頂きました。それがご縁で、今回三軒茶屋までおいで頂き、出張カフェを開催することになりました。

そもそもフランスでの哲学カフェに影響を受けて、イギリスでサイエンスカフェが始まったということで、哲学カフェってどんなだろう?サイエンスカフェとの違いはテーマが哲学的な話題なのかなぁ?と単純に思っていました。

ソクラテス・サンバ・カフェを体験してみて振り返ってみると・・・

哲学が学問の全てを包括するものとして存在していたということ、どんな学問でも博士号の呼び名は欧米では、Ph.D(Doctor of Philosophy=哲学博士)であること、

などを考えると、元々哲学は難しいイメージがありましたが、逆に言えばどんな人にもすんなりと受け入れられる身近なもので、予備知識がなくても会話に入っていけるカフェだったと感じました。

一方、サイエンスカフェではテーマを絞りがち、科学技術が苦手な人には敷居が高く感じてしまう、ということが少なからずあるかと思います。そんな方に今回のカフェはとてもオススメです。

一応、参加くださる方がどのような会になるのか想像できるように、テーマは設定させて頂きました。

そもそも哲学とはなんなのか、そしてもし知を探求することが哲学であるとするなら、その現在はどういうものなのか、という疑問を持ちました。そして科学技術の現在とこれからに思いを巡らせると、これら2つの哲学と科学技術の進歩はこれからも必要なものなのか、という広くゆるいテーマが浮かびました。

これは一応の設定で、これ以外にもこんなこと話したいということがありましたら、会の中でお話頂けるチャンスはあると思います。

今回はソクラテス・サンバ・カフェを主催されている筑波大学の五十嵐先生をお招きします。ソクラテス・サンバ・カフェとソラオト サイエンスカフェのコラボ企画を是非ご体験あれ!ソラオトスタッフも一参加者となって楽しみたいと思っています

【ゲスト】
五十嵐 沙千子 氏 筑波大学

【参加者】
社会人、大学生(申込先着順 最大15名)

【参加費】
1,500円

【サイエンスカフェとは?】
サイエンスカフェとは、科学の専門家と一般の方々が、お茶でも飲みながら気軽に語り合える場です。ソラオトでは、テーマに合った専門家をゲストとしてお招きし、皆さんと知識を共有しながら、語り合えたらと思っています。

【申込・お問合せはソラオトまで】
電話: 03-6453-4545、メール: info@soraoto.net、申込フォームはこちら

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世田谷区三軒茶屋のサイエンスカフェSoraoto。工学を始めとした様々なジャンルを中心に、幅広い分野のサイエンスカフェを定期開催しています。また、英会話などの大人向け講座も行っています。興味のある方はお気軽にご連絡ください!