What do you think about Pokemon GO?

By okuno, 2016年7月28日


今日の英会話レッスンで、今ちまたで流行っているポケモンGOの話をしていたときのことです。

私が、

What do you think about Pokemon GO?

と聞いたところ、生徒さんは、

walking… playing… Pokemon… I don’t think… not good.

という感じでうまく文章の形にして返事をするのに困っていました。

言いたいことは分かる!でも結局なにを言いたいのか、英語での会話としては不十分ですね!となりました。

そこで、日本語では何と言いたいのですか?と聞くと、

「歩きながらポケモンGOをするのは良くない。」とのこと。

 

最近、いろいろな生徒さんに英会話レッスンをしていて気がついたことがあります。

それは、いろんなキーワードは思いつくけれども、上手く文章化できないということ。

その結果、話し始めるときにどこから始めたらいいのか、すぐに思いつかず、間が空いてしまう…。

紙の上に書くのであれば、それほど急がなくても良いので、パズルを組み立てるように、少し考えれば済む方もいらっしゃいます。

この感覚には、「そうそう!そうなんだよねぇ」、と共感される方も結構多いのではないでしょうか。
そこで、最近は私自身がどのように英文にして話しているか、というプロセスをお見せするようにしています。

そのプロセスはSpeakingですので、瞬間的でなくてはならず、いつも同じプロセスか?と聞かれるとなんとも言えない部分はあるのですが、とりあえず「歩きながらポケモンGOをするのは良くない。」という文章を、『話すことを前提に』脳内で文章化するプロセスを敢えて箇条書きにしますと、

  1.  まず「この歩きながらポケモンGOをするのは良くない。」というのは「自分の意見」なので、とりあえず、
    I think…
    I guess…
    I suppose…
    のように”I”を使った出だしで始める。ここでは”I think”を選んだとします。
  2. 言いたいことの核心(普段、文章の背骨と私は説明しています)は何か?をすぐに見つけ出す。ここでは、「良くない」がそれに当たります。ですので、”it is not good”と話すことにします。繋げると、”I think it is not good”です。
  3. ここまでで、既に文章の形にはなっています。でも「なにが良くない」のかが分からないので、それを付け足します。それは「ポケモンGOをするのは」良くないということですので、“to play Pokemon Go”となります。ここまでを繋げますと、”I think it is not good to play Pokemon GO”です。
  4. ようやく「ポケモンGOをするのは良くない」までは言えましたので、「歩きながら」を最後に付けます。“while they are walking around”でこれは「歩き回っている間」という意味です。
  5. 以上を繋げますと、“I think it is not good to play Pokemon GO while they are walking around.”となります。theyというのは不特定多数のtheyで、ここではポケモンGOをやっている人のことです。

実はまだ完成ではないのですが、、、
ひとまず、長くなってきましたので、続きは次回に!(すみません…)

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