第9回サイエンスカフェ開催しました

By terada, 2015年6月26日


2015年6月20日 第9回ソラオト サイエンスカフェレポート

今回のテーマは、『サイエンスコミュニケーション』!

告知文でも書きましたが、サイエンスコミュニケーションって何?という理解度のスタッフが、手探りで開催し続けてきたソラオトのサイエンスカフェも9回目。そろそろ、サイエンスコミュニケーションについて考える時間を持ちたいなぁと思っていたところで、サイエンスコミュニケーションの界隈ではとても有名な小幡さんと会う機会があり、「メタ・サイエンスカフェをやりたいんだけど」とお願いしたら快諾頂き、開催となりました!

小幡さんのお話を元に、誤解を恐れずにサイエンスコミュニケーションを一言で言うならば、「科学について考え、伝え合うこと」です。

また「メタ」という言葉に「?」の方も多いと思います。ここでの意味は、サイエンスカフェがサイエンスコミュニケーションを具現化するひとつの形であるので、サイエンスカフェの中でサイエンスコミュニケーションを話すというのがメタな訳です(余計わかりにくいでしょうか?m(__)m)。

今回は、サイエンスコミュニケーションって何?という方から、サイエンスコミュニケーションに日々取り組んでいらっしゃる方々まで幅広くご参加頂きました。ですので、サイエンスコミュニケーションの背景・歴史から、どういった形があるのか、など基本的なことをお話頂けるようお願いしていました。

会は、小幡さんお得意のサイエンス・ショーから始まり(けむりもくもく!)、光のスペクトルの観賞(写真参照)、これまでの小幡さんの活動の紹介、サイエンスカフェの起源のフランスやイギリスのお話、さかなクンやでんじろう先生のお話、サブカルからエンタメまで、そして最後にサイエンスコミュニケーションの将来の話、、、まで展開できれば良かったのですが、2時間の中では正直そこまで深く話せず、時間切れとなってしまいました。ファシリ役のスタッフの責任です!m(__)m

延長戦の様に開催された懇親会では、様々な雑談が飛び交う中、少し深い話ができました。小幡さんの本の宣伝とか!(笑)

全く、サイエンスコミュニケーションを知らなかった方には、その背景や歴史をお伝えすることはできたかなぁと思っていますが、玄人の方々が満足できるところまで昇華させるのは、テーマ設定のより明確な具体化が必要だったかなぁと反省しきりです。

参加して頂いた方とも相談して、より玄人の方々が満足できる玄人好みのカフェを企画しようかと考えたりしています!

お忙しい中、準備をし、お話頂いた小幡さんに感謝です!また、積極的にお話頂いた参加者の皆さんにも大感謝です!ありがとうございました!